NICEの管理運営体制

ポイントは以下の2点です。

1.NICE の運営は、医学系研究科情報セキュリティ委員会により行われます。

2.各部署におけるNICE利用に関する各種申請手続は、利用者の便宜とシステムの安全を考慮して、ローカル・アドミニストレーターの管理のもとに行われます。
したがって、講座や部門など各部署においてローカル・アドミニストレーターを選出してください。転出などにより変更する場合、あるいは部署を分割して 新規に擁立する場合は、新任者の氏名と所属、および電子メールアドレスを、変更前のローカル・アドミニストレーターが(株)サイエンスネット(登録済み ローカル・アドミニストレーター専用 tsuru-ad@med.nagoya-u.ac.jp) までお知らせください。新規に開設された部署などで今までローカル・アドミニストレーターが いなかった場合は、選出された方が医学系研究科情報セキュリティ委員会(security@med.nagoya-u.ac.jp)まで ご連絡ください。

登録後は l-admin という名のメーリングリスト上で報告や意見交換ができます。


名古屋大学医学系キャンパス情報ネットワーク 管理運営組織

名古屋大学医学系 (大学院医学系研究科、医学部、同附属病院) キャンパス情報ネットワーク(医学系 NICE) を円滑に運営するため、以下の組織を置く。


名古屋大学大学院医学系研究科ローカル・アドミニストレーターガイドライン

(趣旨)

第1条 名古屋大学大学院医学系研究科(以下「研究科」という。)、名古屋大学医学部(以下「医学部」という。)及び医学部附属病院(以下「病院」という。)における名古屋大学大学院医学系研究科ローカル・アドミニストレーター(以下「LA」という。)に関する事項は,このガイドラインの定めるところによる。

(位置付け)

第2条 各LAは鶴舞キャンパス学内ネットワーク(以下「鶴舞NICE」という。)及び鶴舞NICE接続サーバーを管理する名古屋大学大学院医学系研究科情報セキュリティ委員会(以下「委員会」という。)と連携し、所属部署において必要な業務を行う。

(設置単位)

第3条 以下の組織をNICE利用部署(以下、「部署」という。)とし、LAを置く。部署の認定は委員会が行う。

  1. 研究科および医学部に所属する講座、センター、部門、病院に所属し医学部の講座から独立した診療科、中央診療施設等、部門、病棟、外来
  2. 鶴舞キャンパス内のその他の部署
  3. 東山キャンパスおよび大幸キャンパス内の関連部署
  4. 学友会
  5. その他、委員会が承認した部署

(任命)

第4条 LAは研究科、医学部もしくは病院の教職員、その他これに準ずるもの、又は委員会が認めたもので、かつNICE及び医学部メールアドレス(medドメインアドレス)を利用できるもののうち、部署の管理組織上の責任者が選任し、委員会の承認をもって任命される。

第5条 委員会の承認を得て、規模等に応じて部署を分割することができる。

第6条 委員会の承認を得て、複数部署を兼任するLAを置くことができる。

第7条 委員会の承認を得て、部署の規模や業務に応じて最大3名までのLAを置くことができる。この場合、LAのうちから代表となる者を定める。

第8条 LAの長期不在、適任者不在、任務不履行の場合は、それぞれの部署の管理組織上の責任者または委員長が指名するものが代行する。

(一般業務)

第9条 LAへの依頼、広報等、LAからの報告や意見の集約は、委員会が行う。

第10条 LAは専用メーリングリストに参加し、報告や情報交換等を行う。

第11条 LAは部署におけるユーザーへの指導、サポート等を行う。

第12条 LAはユーザーへのサポート等において、不明な点などがある場合、情報セキュリティ委員会事務局もしくは情報セキュリティ委員会が業務を委託した者に対して照会を行う。

(メールアドレス管理業務)

第13条 LAは部署に属する医学部メールアドレスについて管理を行い、新設申請、廃止申請、パスワード再発行申請、パスワードの伝達等を行う。

(メーリングリスト管理業務)

第14条 LAはメーリングリストの管理を行い、新設申請、廃止申請、パスワードの伝達等を行う。

(IPアドレス・MACアドレス登録管理業務)

第15条 LAは機器の鶴舞NICEへの接続申請について管理を行い、承認、登録内容の更新、廃止等を行う。

(外部公開申請業務)

第16条 LAは機器のキャンパス外への公開について、グローバルIPアドレス、医学部ドメイン名の割当、廃止、変更等の申請を行う。

(公式ウェブサーバー利用管理業務)

第17条 LAは研究科公式ウェブサーバー における部署用ディレクトリ、管理アカウント及びサブ管理アカウントについて管理を行い、新設申請、変更申請、廃止申請、パスワードの伝達等を行う。

(セキュリティ関連業務)

第18条 LAは情報セキュリティに関する法令、東海国立大学機構及び名古屋大学における情報セキュリティに関する規則、ガイドライン等について、部署内にて順守されるよう努める。

第19条 LAはフィッシングサイトアクセス、マルウェア(コンピュータウイルス)感染、不正ソフトウェア利用等について、委員会の指示に基づき調査、勧告、鶴舞NICE接続解除等の各種対応を行う。

第20条 LAは部署内におけるセキュリティ上のリスク、事故、不正ソフトウェア利用、鶴舞NICE及び鶴舞NICEに接続したサーバー・機器等の不適切な利用に気が付いた時は、速やかに委員会に報告を行う。

第21条 LAは部署内に止まらない鶴舞NICE及び鶴舞NICEに接続したサーバー・機器等の障害等に気が付いた時には、速やかに委員会に報告を行う。

第22条 LAは業務上知りえたパスワード情報等について慎重に取り扱うものとし、初期パスワードの変更の推奨など、必要な伝達を行う。

(交代等)

第23条 LAは各部署の管理組織上の責任者の承認を得て、LAの交代、追加、退任について申請を行う。

(申請等の連絡先)

第24条 LAからの申請および連絡は、原則として情報セキュリティ委員会事務局もしくは情報セキュリティ委員会が業務を委託した者に対して行う。

(その他)

第25条 このガイドラインに定めのないLAに関する事項については委員会にて決定する。

附則

このガイドラインは令和3年7月13日から施行する。


名古屋大学大学院医学系研究科情報セキュリティ委員会